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男女の賃金差が小さい国ランキング(OECD)【2026年最新版】OECD 各国の最新値(2022〜2025年・賃金の中央値)

男女の賃金差が小さい国 ランキング(OECD)【2026年最新版】

2026年10月時点で最新のOECD「Gender wage gap」(各国の最新値(2022〜2025年)・2026年10月22日に取得)をもとに、OECDが男女の賃金差を公表している47か国(2022年以降の最新値)ごとの男性の賃金の中央値を100としたときの女性の賃金の中央値を並べました。OECD平均は89.9%です。

国別では、ルクセンブルクが108.4%で1位でした。2位はマルタ(99.5%)、3位はベルギー(99.1%)です。最も低いのはインドの71.0%で、1位とは37.3ポイント(丸める前の値で計算)の差があります。

目次

ランキングの評価方法

男女の賃金差が小さい国ランキング(OECD)【2026年最新版】の選定方法
  • 出典:OECD「Gender wage gap」(データセット OECD.ELS.SAE・DSD_EARNINGS@GENDER_WAGE_GAP・賃金の中央値)(各国の最新値(2022〜2025年)・2026年10月22日に取得)です。
  • 対象:OECDの男女の賃金差のデータに載っている国のうち、2022年以降の値がある47か国(OECD加盟国のほか、アルゼンチン・インド・ブラジルなどを含みます)。OECD平均は、OECDが公表する加盟国の平均で、最新年は2024年です。
  • 指標:OECDの男女の賃金差(ジェンダー・ウェージ・ギャップ)は、男性の賃金の中央値と女性の賃金の中央値の差を、男性の中央値で割った値(調整なし)です。この記事では、並べやすいように、男性の中央値を100としたときの女性の中央値(=100−賃金差)で順位をつけ、賃金差もあわせて載せました。順位は四捨五入する前の値で並べています(OECD の表示は小数第1位のため、表示が同じ値でも順位が違うことがあります)。
  • 注意:OECD の指標のページの説明では、計算に使う賃金は、主にフルタイムで働く雇用者(賃金・給料を受け取る人)の、税などを引く前の賃金です。国によって最新の年が違います(表の「年」の列)。各国の統計の作り方(対象とする労働者の範囲など)の違いは残ります。日本の厚生労働省「賃金構造基本統計調査」などの国内の男女賃金格差(平均値)とは、定義が違うため、数字は一致しません。表示の桁では同じ値でも、丸める前の値で順位を付けています。差・倍率・増減率は丸める前の値から計算しているため、表の値どうしで計算した結果と端数が合わないことがあります。

TOP10

順位国女性の賃金(男性=100)男女の賃金差データの年
1ルクセンブルク108.4%−8.4%2022年
2マルタ99.5%0.5%2022年
3ベルギー99.1%0.9%2022年
4ブルガリア97.6%2.4%2024年
5ブラジル97.6%2.4%2024年
6コロンビア97.4%2.6%2025年
7ニュージーランド97.3%2.7%2025年
8デンマーク96.7%3.3%2024年
9ポーランド96.0%4.0%2024年
10スペイン95.6%4.4%2024年
女性の賃金水準(男性=100)が高い国の上位10(OECD「Gender wage gap」)

1位から10位の解説

第1位 ルクセンブルク(108.4%)

第1位 ルクセンブルク 女性の賃金水準(男性=100) 108.4%(OECD「Gender wage gap」)

ルクセンブルクの女性の賃金水準(男性=100)は108.4%で、OECD平均(89.9%)より18.4ポイント(丸める前の値で計算)高いです。国の中で最も高く、2位のマルタ(99.5%)との差は8.8ポイント(丸める前の値で計算)です。男女の賃金差は−8.4%(2022年)です。

第2位 マルタ(99.5%)

第2位 マルタ 女性の賃金水準(男性=100) 99.5%(OECD「Gender wage gap」)

マルタの女性の賃金水準(男性=100)は99.5%で、OECD平均(89.9%)より9.6ポイント高いです。1位のルクセンブルク(108.4%)との差は8.8ポイント(丸める前の値で計算)です。男女の賃金差は0.5%(2022年)です。

第3位 ベルギー(99.1%)

第3位 ベルギー 女性の賃金水準(男性=100) 99.1%(OECD「Gender wage gap」)

ベルギーの女性の賃金水準(男性=100)は99.1%で、OECD平均(89.9%)より9.2ポイント高いです。2位のマルタ(99.5%)との差は0.4ポイントです。男女の賃金差は0.9%(2022年)です。

第4位 ブルガリア(97.6%)

第4位 ブルガリア 女性の賃金水準(男性=100) 97.6%(OECD「Gender wage gap」)

ブルガリアの女性の賃金水準(男性=100)は97.6%で、OECD平均(89.9%)より7.7ポイント高いです。3位のベルギー(99.1%)との差は1.5ポイントです。男女の賃金差は2.4%(2024年)です。

第5位 ブラジル(97.6%)

第5位 ブラジル 女性の賃金水準(男性=100) 97.6%(OECD「Gender wage gap」)

ブラジルの女性の賃金水準(男性=100)は97.6%で、OECD平均(89.9%)より7.6ポイント(丸める前の値で計算)高いです。4位のブルガリア(97.6%)との差は0.1ポイント(丸める前の値で計算)です。男女の賃金差は2.4%(2024年)です。

第6位 コロンビア(97.4%)

第6位 コロンビア 女性の賃金水準(男性=100) 97.4%(OECD「Gender wage gap」)

コロンビアの女性の賃金水準(男性=100)は97.4%で、OECD平均(89.9%)より7.5ポイント高いです。5位のブラジル(97.6%)との差は0.2ポイントです。男女の賃金差は2.6%(2025年)です。

第7位 ニュージーランド(97.3%)

第7位 ニュージーランド 女性の賃金水準(男性=100) 97.3%(OECD「Gender wage gap」)

ニュージーランドの女性の賃金水準(男性=100)は97.3%で、OECD平均(89.9%)より7.4ポイント高いです。6位のコロンビア(97.4%)との差は0.1ポイントです。男女の賃金差は2.7%(2025年)です。

第8位 デンマーク(96.7%)

第8位 デンマーク 女性の賃金水準(男性=100) 96.7%(OECD「Gender wage gap」)

デンマークの女性の賃金水準(男性=100)は96.7%で、OECD平均(89.9%)より6.7ポイント(丸める前の値で計算)高いです。7位のニュージーランド(97.3%)との差は0.6ポイントです。男女の賃金差は3.3%(2024年)です。

第9位 ポーランド(96.0%)

第9位 ポーランド 女性の賃金水準(男性=100) 96.0%(OECD「Gender wage gap」)

ポーランドの女性の賃金水準(男性=100)は96.0%で、OECD平均(89.9%)より6.0ポイント(丸める前の値で計算)高いです。8位のデンマーク(96.7%)との差は0.7ポイントです。男女の賃金差は4.0%(2024年)です。

第10位 スペイン(95.6%)

第10位 スペイン 女性の賃金水準(男性=100) 95.6%(OECD「Gender wage gap」)

スペインの女性の賃金水準(男性=100)は95.6%で、OECD平均(89.9%)より5.7ポイント高いです。9位のポーランド(96.0%)との差は0.3ポイント(丸める前の値で計算)です。男女の賃金差は4.4%(2024年)です。

全47か国の一覧

順位国女性の賃金(男性=100)男女の賃金差データの年
1ルクセンブルク108.4%−8.4%2022年
2マルタ99.5%0.5%2022年
3ベルギー99.1%0.9%2022年
4ブルガリア97.6%2.4%2024年
5ブラジル97.6%2.4%2024年
6コロンビア97.4%2.6%2025年
7ニュージーランド97.3%2.7%2025年
8デンマーク96.7%3.3%2024年
9ポーランド96.0%4.0%2024年
10スペイン95.6%4.4%2024年
11トルコ95.1%4.9%2023年
12コスタリカ95.0%5.0%2025年
13クロアチア95.0%5.0%2022年
14ノルウェー94.9%5.1%2025年
15リトアニア93.7%6.3%2024年
16イタリア93.0%7.0%2024年
17フランス93.0%7.0%2024年
18スウェーデン92.2%7.8%2025年
19ギリシャ91.5%8.5%2022年
20スロベニア91.5%8.5%2024年
21アルゼンチン90.9%9.1%2024年
22アイルランド90.7%9.3%2022年
23ポルトガル90.5%9.5%2022年
24オランダ90.0%10.0%2022年
25スイス89.2%10.8%2024年
26アイスランド89.2%10.8%2022年
27オーストリア88.9%11.1%2024年
28オーストラリア88.6%11.4%2025年
29チリ88.2%11.8%2024年
30キプロス88.1%11.9%2024年
31ラトビア87.9%12.1%2024年
32スロバキア87.5%12.5%2024年
33ハンガリー87.4%12.6%2024年
34英国87.1%12.9%2025年
35フィンランド86.9%13.1%2024年
36ドイツ86.5%13.5%2024年
37ルーマニア86.4%13.6%2022年
38チェコ86.2%13.8%2025年
39カナダ85.5%14.5%2025年
40エストニア84.2%15.8%2024年
41メキシコ83.3%16.7%2025年
42米国82.1%17.9%2025年
43ペルー81.3%18.7%2022年
44日本79.9%20.1%2025年
45イスラエル76.6%23.4%2023年
46韓国72.2%27.8%2025年
47インド71.0%29.0%2025年

日本は47か国中44位

日本の男女の賃金差は20.1%(2025年)で、女性の賃金の中央値は男性の79.9%です。47か国のうち、日本より賃金差が大きい国は3か国です。OECD平均(2024年)の賃金差は10.1%で、日本は10.0ポイント大きくなっています。賃金差が最も小さいのはルクセンブルク(−8.4%)、最も大きいのはインド(29.0%)です。賃金差がマイナスの1か国(ルクセンブルク)は、女性の賃金の中央値のほうが男性より高いことを示します。

G7の女性の賃金水準(OECD・男性の賃金の中央値=100)
G7内の順位国女性の賃金(男性=100)男女の賃金差データの年全体の順位
1位イタリア93.0%7.0%2024年16位
2位フランス93.0%7.0%2024年17位
3位英国87.1%12.9%2025年34位
4位ドイツ86.5%13.5%2024年36位
5位カナダ85.5%14.5%2025年39位
6位米国82.1%17.9%2025年42位
7位日本79.9%20.1%2025年44位

日本の男女の賃金差の推移

日本の男女の賃金差は、2020年の22.5%から2025年の20.1%へ、2.4ポイント縮まりました。

年日本の男女の賃金差女性の賃金(男性=100)
2020年22.5%77.5%
2021年22.1%77.9%
2022年21.3%78.7%
2023年22.0%78.0%
2024年20.7%79.3%
2025年20.1%79.9%

OECD平均と国の差

OECD平均(89.9%)を上回るのは47か国のうち24か国、下回るのは23か国です。上位10の平均は98.5%、下位10の平均は80.2%で、18.3ポイントの開きがあります。1位のルクセンブルクはOECD平均より18.4ポイント(丸める前の値で計算)高く、最下位のインドは18.9ポイント低くなっています。

区分国女性の賃金(男性=100)
1位ルクセンブルク108.4%
上位10の平均-98.5%
中央値-90.0%
OECD平均-89.9%
下位10の平均-80.2%
最下位インド71.0%
女性の賃金水準(男性=100)が低い国の下位10(OECD「Gender wage gap」)

よくある質問

女性の賃金水準(男性=100)が最も高い国は?

OECD「Gender wage gap」では、ルクセンブルクが108.4%で1位です。2位はマルタ(99.5%)、3位はベルギー(99.1%)です。

女性の賃金水準(男性=100)が最も低い国は?

インドが71.0%で最も低いです。韓国(72.2%)、イスラエル(76.6%)が続きます。1位のルクセンブルクとは37.3ポイント(丸める前の値で計算)の差です。

OECD平均はいくらですか?

各国の最新値(2022〜2025年)のOECD平均は89.9%です(賃金の中央値・各国の最新値)。

日本の男女の賃金差は、OECDの中で大きいですか?

OECDの「Gender wage gap」では、日本の男女の賃金差(中央値)は20.1%(2025年)で、47か国のうち賃金差が小さいほうから数えて44位です。OECD平均(10.1%・2024年)より10.0ポイント大きくなっています。

「男女の賃金差」はどう計算していますか?

OECDの定義では、男性の賃金の中央値と女性の賃金の中央値の差を、男性の中央値で割った値(調整なし)です。この記事では、男性の中央値を100としたときの女性の中央値(=100−賃金差)も載せています。

日本の国内統計の男女の賃金格差と同じですか?

同じではありません。厚生労働省の賃金構造基本統計調査の男女間賃金格差は、所定内給与額の平均値で計算します。OECDは賃金の中央値で計算するため、数字は一致しません。

なぜ国によって最新の年が違うのですか?

OECDが各国から受け取って公表している最新の値が、国によって2022〜2025年と違うためです。表の「データの年」の列に、国ごとの年を載せています。

データはどこで確認できますか?

OECD「Gender wage gap」(データセット OECD.ELS.SAE・DSD_EARNINGS@GENDER_WAGE_GAP・賃金の中央値)で確認できます。本記事で並べた47か国の表(CSV)も公開しています。

まとめ

OECD「Gender wage gap」では、ルクセンブルク(108.4%)が1位で、マルタ・ベルギーが続きました。OECD平均は89.9%です。1位のルクセンブルクと最も低いインド(71.0%)の差は37.3ポイント(丸める前の値で計算)です。日本は44位(賃金差20.1%)です。

出典・データ

本記事の表とグラフは、OECDの統計をもとにポップコーン株式会社が作成しました。OECDのデータは随時更新されるため、取得日を記しています。順位・差・「男性=100」の値は当サイトの計算です。

更新・訂正の履歴

  • 2026年10月28日:導入・よくある質問・まとめの1位と最下位の差(37.3ポイント)と、カードの1位・2位・5位・10位の上の順位(1位は2位)との差、カードの1位・5位・8位・9位と「OECD平均と国の差」の段の1位のOECD平均との差に「(丸める前の値で計算)」と書き足しました。OECD の公表値(小数第2位より下の桁を含む値)から計算した差のため、表に出した小数第1位の値どうしで引き算した差と0.1ポイント違います(5位のブラジルと4位のブルガリアは、表ではどちらも97.6%です)。カードの1位の男女の賃金差の負の記号を、表と同じ「−」にしました。数字と順位は変わりません。
  • 2026年10月25日:評価方法の注意に、OECD の説明(計算に使う賃金は、主にフルタイムで働く雇用者の、税などを引く前の賃金)を書き足しました。数字・順位の変更はありません。
  • 2026年10月23日:順位を、OECD の公表値の四捨五入する前の値で付け直しました(前は小数第1位に丸めた値で同順位にしていました)。ブラジル 4位→5位(ブルガリアは4位のまま。「ブラジルと同じ値で、同順位」の文を直しました)、クロアチア 12位→13位、フランス 16位→17位、スロベニア 19位→20位、アイスランド 25位→26位。日本の順位(44位)と表示する値は変わりません。
  • 2026年10月23日:国どうしの差(ポイント)を、0.1に丸めた値ではなく丸める前の値から計算するようにしました(1位と最下位の差 37.4→37.3ポイント、1位と2位の差 8.9→8.8ポイントほか)。順位の変更はありません。「まとめ」の最後の文を、1位と最下位の比べだと分かる書き方(「1位の○○と最も…○○の差は…」)に直しました(前は「全国平均は…で、最も…○○とは…の差」と書いていて、全国平均との比べに読めました。数字は変わりません)。

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図表のご利用について

本記事の順位・表・グラフは、出典として「金融パワーランキング」(ポップコーン株式会社)と書いていただければ、報道や資料でご利用いただけます。高い解像度の画像や集計したデータが必要な場合は、お問い合わせからご連絡ください。

  • 画面・紙面での表記の例:「出典:金融パワーランキング(ポップコーン株式会社)」
  • それぞれの順位の元になった公表資料(どの資料の、どの表の、どの行か)も、お問い合わせいただければお知らせします。
  • 数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年10月25日)。

報道・メディアの方への案内は報道・メディアの方へにまとめています。

本記事で並べた表は47か国の表(CSV)でもご覧いただけます。

当サイトの情報は、特定の金融商品の勧誘や、投資の助言を目的としたものではありません。ポップコーン株式会社は金融機関と取引をすることがありますが、順位は公表データだけで決めており、取引の有無で変えることはありません。

公開:2026年10月22日(データ:OECD Gender wage gap(2026年10月22日に取得・各国の最新値))

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この記事を書いた人

ポップコーン株式会社 代表取締役。金沢大学 非常勤講師。

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